列車見張業務

工事担当者の「命」と「交通インフラ」を守る列車見張業務

列車見張番
■ 列車見張員は、どんな仕事?

鉄道工事は道路工事と違い、基本的に列車が現場まで走ってくる合間を利用して工事を行う必要があります。列車が現場まで走ってきた場合は工事を中止して列車の通過を待ち、通過後、作業を再開しますが皆が工事に集中していると列車が現場まで近づいてきたことが分からず危険です。そこで列車見張員が必要になります。

2002年大阪市淀川区で起こった鉄道人身事故の救助に向かった救急隊員2人がJR西日本の特急電車にはねられ救急隊員1人が死亡するという、痛ましい事故が起こったのを契機として、軌道内の安全を司る「列車見張員(民間資格)」が全国的に広がったといわれています。

■ 列車見張員の種類

(1) 列車見張業務  (2) 誘導員  (3) 踏切警備員

(1)列車見張業務
  • 工事箇所からやや離れた適切な場所で列車の進来を監視します。
  • 列車の接近を認めたら、工事担当者に笛や拡声器にて合図し工事を中断させます。
  • 工事を中断した工事担当者は自身の安全が守れる位置まで一旦待避します。
  • 全員の待避を確認したら、列車に向け黄色合図旗で「待避完了」の合図をします。(通過OKの意味)
  • 列車の通過を確認後、工事担当者は工事を再開するので、再び列車の進来を監視します。
  • 工事が終了するまでこの流れを繰り返し行います。
  • 万一、土砂崩れや事故により列車の通過に支障が生じた場合は、ただちに信号炎管等を利用して列車を止めるための手配を行います。
(2)誘導員
  • 鉄道工事用の重機械などを利用する際に、事故防止のため誘導を行います。(一般の警備員(交通誘導員)とは異なります。列車見張有資格者のみ従事できます。)
(3)踏切警備員
  • 夜間の鉄道工事では踏切が原則として動作していません。その為列車見張員資格を有している者が踏切警備員として、踏切付近を通行する車両や歩行者等の誘導を行います。
■ 専門的な知識・技能を有する列車見張員

合格に向け勉強方法の指導なども全て当社において実施いたします。前述のとおり誘導員としての重機誘導や、踏切警備員としての車両、歩行者等の誘導が含まれており、列車見張員の講習を受講し合格したとしても、現場での経験がなければ満足な勤務が出来ないと見ているからです。

※取得にかかる費用は会社と本人の折半です。
 講習会参加時は出勤扱いです。(日給支給)

取得方法

日本鉄道施設協会が主催する保安講習(講義、試験、クレペリン)と、実技試験、いくつかの講習を受けた後に発行されます。
有効期限は1年間(JR東海)、 また取得後も年に3回事故防止教育を受けることになります。(クレペリンは3年毎)がある。


お問い合わせは当社までご連絡下さい。

TEL : 054-202-7180 (担当:木下)

静岡鉄道警備(有)
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